金融ブラックがクレジットカードを持つためにはどうするか

様々な経緯で30歳後半に金融ブラックになってしまいました。このためお金を借りることは諦めています。しかし大変困ったことに、最近では何を行うにもクレジットカードが無ければ不便で仕方が有りません。しかし金融ブラックではクレジットカードを作ることも難しく、生活にも様々な支障が出て来るようになりました。そこで相談なのですが、金融ブラックでも作れる審査の緩いクレジットカードはどこかに無いものでしょうか。

VISAデビットと言うカードが利用できます

金融ブラックと言うことになると要するにお金を貸す方としては信用できないと言うことで貸さない訳です。クレジットカードと言うのは利用した時に決済するわけではなく、決った日になって初めて決済されますので、事実上その間お金を借りたのと同じな訳です。したがって金融ブラックの場合、作ることはなかなか出来ません。しかし金融ブラックだとしてもまったく預金が無いと言う事では無く、それなりに預金があればその分は信用しても良い訳です。

そこで登場したのがVISAデビットというカードです。名前の通り正確にいえばクラジットカードと言う訳ではなくてデビットカードなのですが、利用方法としては通常のVISAカードと同じように利用できます。決済は基本的にはデビットカードですからその場で行われます。ただし場合によってはクレジットカードと同じように後日になるケースも存在しますし、VISAデビットはVISAカードとしては扱わないと言うお店もあるにはありますので注意は必要です。

このVISAデビットは通販や様々な料金の支払いにもほぼ対応していますので、概ねクレジットカードと同じような利用が可能です。あなたの場合も本来の意味のクレジットカードと言う訳には行きませんが、利用方法として同じように利用できるものでよければこのVISAデビットをお勧めできます。もちろん預金が少なくなれば決済が成立せず、利用できない場面も有るかもしれませんが、そうでなければあまりデビットカードと言うことを意識する必要はありません。

このVISAデビットは中学生を除く15歳以上であれば誰でも申込めますし、未成年でも保護者の承諾無く作れるなど、大変申込みのハードルは低くなっています。このためたとえ金融ブラックで有ったとしても断わられるのは申込んだ金融機関で過去にトラブルが有ったと言うような場合を除いてまずありません。年会費も無料ですので、大変使いやすいカードになっています。金融ブラックのあなたにはうってつけのカードではないでしょうか。

ただし、あなたの場合どういう経緯で金融ブラックに至ったのかは分かりませんが、たとえデビットカードであったとしても、利用すれば自分の口座の残高は下がっていくことをよく理解しながら利用するようにして下さい。カードが作れたからと言って調子に乗って使っていると、それこそ口座には一銭も残っていないと言うような状態に追い込まれるのが落ちです。金融ブラックだからこそ、どういう事がいけないのかは良く分かっているはずですので注意しましょう。

金融ブラックの人がカードを持つためにするべきこと

金融ブラックとは、信用情報に事故情報が登録された人のことです。一度情報が登録されてしまうと、その情報によって機関は異なりますが、5年から10年は保持されることになります。ですから、それを待って申し込みをしなければならないのですから、時間はかかると言えるでしょう。

信用情報の内容は、本人が請求すれば知ることができます。いくらかの料金はかかるのですが、問い合わせれば知ることができますから、金融ブラックになっているかどうかを調べることは可能です。その場合には、いつそうなったのかを知っておけば、いつまで情報が保持されるのかを知ることもできるでしょう。

もしもあと少しで情報が消去されるというのであれば、それまで待ってからカードの申し込みをするのも良い方法だと考えられます。間に合うのならそうするのが良いでしょう。しかし、間に合わない場合にはどうすれば良いのでしょうか。金融ブラックの人がカードを持つためには、いくつかの考え方があります。

まず、クレジットカードでなければならないのかどうかを確認する事は必要でしょう。最近ではクレジットカード加盟店で使えるデビットカードもあります。カード決済の代わりに用いる事ができますから、これを利用するのも良い方法です。デビットカードですから信用情報の調査が行われないことも多いですから、審査には通りやすいという傾向があるのです。

他にも、外資系のクレジットカード会社を利用するのも良い方法だと言えるでしょう。外資系であれば日本の信用情報機関を利用しない場合もあります。その代わりに、初期の頃は一括払いしかできないなどの制約がある場合もありますが、クレジットカードを持つことができないわけではないようです。

どうしてもカードが必要だという人の場合には、とるべき行動はいくつかあります。自分にとってどの方法なら解決できるのかを考えた上で、新たにカードに申し込んでみるのが良いと考えられます。あきらめる前に行動をするべきでしょう。

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